不思議な出来事。

LOCO STYLE HAIKALA

2012年08月06日 23:31

ちょっと長いお話になりますが、聞いてもらえたら嬉しいです。


Luauでの出来事。

1日目の出店のときに、

「れいこさんですか?」と声をかけられました。


ブログなど見てくださってるかたがよく声を掛けてくださるので、

きっとまたブログ見てくれてるかただと思って「はい」と。


そしたら、なんと母が講師をしていたフラワーアレンジのスクールの生徒さんで、

沖縄に引越しされて、私を訪ねてきてくださったのです


私の母はもう他界していて10年。


フラワーアレンジのスクール(大阪)は現在、母が生徒のときから

講師になるまでずっと仲良くしていたかたが代表で、

その方(北村さん)が生徒さんに私が沖縄にいることを伝えてくれたのです。



2年ほど前にスクールの代表されている北村さんと連絡することがあってメールで再開しました。

私がブログを書いていることをお知らせしましたが、

まさかずっと見ててくれたなんて。

「北村さんに、山口さんの娘さんがムーンビーチで出店されてると聞いてきました」と




山口さんの娘さん。。。

この響き、いつ以来??

私には母が居るんだ!




私は、もう胸がいっぱいでたまりませんでした。


北村さんが私のことを気にかけてくれていたことも、

その方が尋ねてきて下さったことも嬉しいくってなのですが、

今は亡き母が、このかたを私のところによこしてくれたのだと。


母が健在のころ、

私が何かするとなると必ずって言っていいほど、

知り合いのかたなどに声かけて顔をだしてくださっていました。


あの頃と同じ。。。



もうわからないくらい気持ちがいっぱいで

あふれる気持ちを抑え涙もこらえ、そのかたにお礼とお話をしていました。

なにしゃべってるかわからなかったはず。


私はもう、まるで母が生きているかのような気がしてたまらなかったのです。

母が居るのだと思ってしまって不思議で嬉しくって何がなんだかわからなくって。


亡くなって10年。

やっぱり居てほしい。



10年経っても母親がいないのはとても辛いこと。




周りを見ていても、何かあればやっぱりみんな親が助けてくれる。


旅行している観光客のかたがお母様とお買い物しているのをみても

うらやましくってたまらない。


ほんとにいつもみんながうらやましかった。


だけど、このときなんか母が居るような気がして不思議な気持ちでいっぱいで。

嬉しくって嬉しくってたまらなくって。




北村さん、ほんとうにありがとうございます。


この気持ちが立ち直るまでかなり時間がかかりました。



でも、今日はこのことを告げようって思って。







母はガンで亡くなっています。


母方の祖父は広島の原爆で被爆し後遺症を少しですが患っていたそうです。


私は、14歳のころから甲状腺の病気を患っています。


なんとなく気づきますか??


私もあるかたからコレを言われはじめて気づきました。


祖父が少しではあったと思うのですが被爆していて、

そしてその娘の母がガン。

その母の娘の私が甲状腺の病気。


放射能からの図式だと。


そう言えば14歳のときに病院に行ったとき先生が両親の出身地を聞いてたような。

なんで??って変な気持ちを持ってました。

病院でそんなこと聞かれたことないし。

多分、そういうことですね。



この甲状腺の病気、とっても辛いのです。

疲れることをするなと言われても疲れないことって何??

私は普通に過ごしたいし、精一杯やりたいことをやりたい。

でもやりすぎるととてつもないものに襲われて、

復帰不可能状態になります。

薬の副作用がイヤで18歳ぐらいで薬をやめました。



ほんの少しのことからなのにこんなに辛い。







原爆が投下されて67年経った今日、

こうやって爪あとは残されているのです。




今はどう??

あのときの何倍??




だからみんな、ほんとに自分の体を大切にしてほしい。

子供だけ守ればいいなんて言わないで。

自分も家族もみんな大切に。


親がいないことはいくつになっても本当に辛い。

病気になることも辛い。

命をなくすことなんてもっと辛い。



もっともっと今をわかって過ごしてほしい。


私は負けません、こんなことに。





心から平和を祈ります。



最後まで読んでくださったかた

ありがとう。


そして、北村さん、ありがとう